【タイでの注意喚起】カオサン通りで麻薬所持!そしてその行く末は?

タイ、旅行者、

 

日本からタイへ来られる旅行者にも様々な旅のスタイルがありますが、特にバンコクの「カオサン通り」に行かれる旅行者に薬物関連の逮捕者が多く報告されています。中には、その本人に身に覚えのないケース(知らぬ間に使用・所持している)まであります。

 

薬物と言っても様々ですが、ここで多く挙がってくる例が、大麻(マリファナ)、ヘロイン(粉・粒)の使用・所持です。

 

カオサン通りやバンコク都内だけでなく、他のタイの地域でも勿論似た様なケースもありますので、旅行者・タイ在住の日本人も勿論、何処に居ようとも「明日は我が身」にならぬ様に気を許さず十分注意して欲しいものです。

 

Wikipedia 「カオサン通り」って? ↓

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%AA%E3%82%B5%E3%83%B3%E9%80%9A%E3%82%8A

 

タイで薬物や大麻(マリファナ)等を安易に購入したり使用して、警察に逮捕・拘留されてしまうまでには、よくあるいくつかのパターンとケースがあります。また、本人が気が付かない間に所持していたり、身に覚えがないのにいつの間に薬物使用をし、逮捕後の尿検査で陽性反応が出てしまう人、言わば確信犯ではないケースと様々です。

 

さて、「どんな人」が、「どんなシチュエーション」で、「どんな形で逮捕される」のでしょうか?そして、その逮捕劇とその後の行く末を解説します。

 

【常習犯の例】

自分の意志によって薬物入手した場合は、当然逮捕されても致し方ないと誰もが思うことでしょう。最初から入手先を探す為に、近辺のタイ人に聞いて回ったり、入手先を紹介され、カオサン通りにたたずむ売人や入手できるBARなどの情報を手に入れて、そこにたどり着きます。

 

常習の人は、長期に渡り捕まらずに薬物乱用し続けてる常習犯や出所を繰り返している人もカオサン通りには沢山います。

 

 

【有頂天になり過ぎて嵌められてしまう例】

そんな日本人の中には、短期旅行者や若いバックパッカーの子たちも多く、多国籍の人々と独特なカオサン通りの雰囲気に、更に酒が入り酔って有頂天になってる時に、そんな事件が起こります。

特に、日本人は、お金を持っていると思われるのか、ターゲットになりやすいのです。

 

ここで登場する麻薬の売人(店)は、昔からよくあるタイプの、警察への通報者とが同一人物というケースです。声を掛けられた売人から進められて気軽に薬物入手してしまうのです。

 

この売人(店)は、有頂天に盛り上がる日本人を見掛けて、通り沿いでフレンドリーに声を掛けてきたりします。そこで、薬物や大麻が安く入手できると持ち掛けられ、「日本ではできないし」「経験してみたい」「まぁいいか」などと、安易に売人から薬物や大麻等を購入してしまうのです。細い路地裏で取引をした後、当然、待ち構えているのはタイ警察です。様は、彼らの策略に嵌められた結果となります。

 

どうして、売人が通報者なのか?その「からくり」は、皆さんのご想像にお任せします。

また、店などにいる外国人が、店からコミッションを貰い話を持ち掛けてくるケースもあります。

 

 

【外国人と盛り上がり、その後逮捕】

それとは別のケースで、声を掛けてきた外国人と一緒に飲み、酒で酔っている間に薬物使用・所持をしてしまうケースです。

 

その外国人(達)は、フレンドリーに声を掛けてきて、「一緒に酒を飲もう!」と誘ってきます。海外では薬物が合法な国もある為、そんな国から来た外国人の中には、薬物使用に対してのタイの法律に無頓着な人もいます。

 

中には、そんな外国人(達)が通り面で堂々と大麻の回し吸いをし、おまけに「少しお前にやるな」とご丁寧にポケットに入れてくれる輩までいます。そして、その輪に混じってしまった日本人も芋づる式に現行犯逮捕されてしまうケースです。中には、それをタバコだと思ってたと言う人までいます。

 

また、ホテルやゲストハウスの部屋に誘われたり、自らの部屋に安易に入れてしまって、知り合ったばかりの外国人たちと、回し吸いを楽しんでいる間に警察に乗り込まれて、現行犯逮捕されるケースも多く報告されています。

 

別の宿泊客やホテルの従業員の通報は勿論、カオサン通り周辺のホテルやゲストハウスは、警察の抜き打ち調査が頻繁に行われています。

 

逮捕されてしまう人の中に、刑を軽くできるんじゃないかと、「嵌められた」「ポケットに入れられたが薬物とはしらなかった」とストーリーを一生懸命考えられる方もいますが、例え「知らなかった」としても、何れにしても尿検査での薬物反応が陽性だったり、警察の押収物か証拠となってしまえば刑は免れません。

 

刑も押収された量や、常習性、逮捕歴によって重さは変わってきます。タイミングや警察官の性格、また交渉次第だったり、警察の事情聴取の書面内容にも刑の重さが左右されてしまいす。

では、勾留を阻止して釈放は可能なのかということについての答えは「Yes」です。ここはタイなのです。しかし、これは時間との勝負になります。

 

薬物や大麻使用・所持だけでなく、逮捕後の警察の勾留権限としての時間は、48時間あります。その間に行く末がどうなるかが決まります。

 

その中には、罪を認めて数日拘束されて終わらせた方がいいケースも多々あります。しかし、本当は重刑ではないのに、警察署から紹介された弁護士によって「容認しないこと」「絶対に助けてあげるから」と持ち掛けられ、弁護士料・通訳料を長い期間ずるずると払わされながら、裁判を長引かされて、その間、拘置所から出れない、いつまでも刑判決が確定しない人までいます。

 

 

麻薬・大麻(マリファナ)についてのタイの法律は、日本同様にしっかりと刑法があります。タイの気候や陽気な雰囲気に惑わされないよう、しっかり自分を守って楽しんで貰いたいと切に願います。しかし、万が一、警察に逮捕されてしまった場合は、何しろ早急にご相談下さい。

 

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