タイ長期滞在者は注意 90日レポート更新時に問題が起きない為にしておくこと

海外旅行や日本出張からタイに戻って来た時のパスポート再提出について

近年、タイの入国管理局のチェックが非常に厳しくなっているのをご存知ですか。その1つに、長期滞在している人が海外旅行や出張に行ってタイに戻って来た場合、パスポートの再提出が必要になった点です。

 

タイでの長期滞在者は、同じ宿泊施設に1年以上滞在し、その間に海外旅行をしたり、駐在員の場合は日本出張があったりしますよね。

 

 

パスポートの宿泊先に再提出が必要なのは、そのようなケースになります。

 

皆さんもご経験があると思いますが、ホテル、サービスアパートメントにチェックインする際や、コンドミニアムなどを借りる際には、滞在先に時にパスポートの提出を求められます。その際、ホテルのスタッフは、顔写真のページ、入国スタンプのページ、Arrival cardをコピーしています。そして、その情報は、その日中に入国管理局に送られます。

 

入国管理局が「どこの誰が、どこに滞在しているか」を把握するためですね。以前は、チェックイン時に一度提出をすれば良かったのですが、近年、チェックが厳しくなり、海外旅行や出張をした際もパスポートの再提出する事が必要になっています。


タイの法律によると、ホテル、サービスアパート、コンドのような滞在先が、宿泊者の報告義務を負っていますが、ホテルのスタッフからすると、長期滞在のどのお客さんが「いつ海外旅行や出張に行ってる」なんて情報は把握していませんし、私たちお客さん側からしても、「いつ海外旅行や出張に行ってる」なんて、ホテルに逐一報告をしていないですよね。

 

さて、それがどう問題になるかというと、一度タイを出国すると、入国管理局のシステム上で滞在先の情報が一旦消去さるため、再提出をしないとシステム上で滞在先がない状態になっています。そして、90

日レポートを更新する際に、入国管理局の職員がシステムを確認すると、滞在先のデータがなく、少しゴタゴタします。

 

でも、安心してください。そんなに大変な事ではありません。90日レポート更新の際に、問題が発生した時の対処法ですが、まずはホテルに相談して下さい。滞在先に入国管理局に連絡をとってもらい、入国管理局のスタッフがシステム上にデータを入力したら完了です。


実際、この法律は以前からあったのですが、タイの緩さもあり、誰もこの法律を気にしなかったんですね。そのため、これまで提出する必要がなかったんですが、軍政になって以来、チェックが厳しくしている様です。


一方で、こっちに落ち度が全くない場合でも引っかかるケースもあります。それは、ホテルに帰って来てすぐにパスポートを再提出しても、移民局スタッフが入力を忘れていたなんてケースです。その際も同じ対処法で、ホテルから入国管理局に連絡してもらい、データ入力が完了したら、90日レポートを問題なく更新できます。

 

実際のタイ法律によると、「滞在先以外の県外に行った場合でも再提出」「帰国後24時間以内に再提出(24時間ルール)」と、かなり厳しく設定してありますが、実際、その2点を遵守するのはかなり難しいです。

 

考えてみてください。「バンコクからアユタヤに行ったら再提出」「シラチャからバンコクに行っても再提出」なんて手間がかかりすぎます。又、「バンコク在住の駐在員が、帰国後シラチャやパタヤで1泊してバンコクのホテルに帰る」なんてことをしても、24時間ルールに引っかかります。そのため、入国管理局もそこまではチェックしていません。

 

また、タイならではの行政の緩さもあるので、元々のルールでもある「パスポートを再提出しているかしていないか」を確認する所も確認しない所もあり、対応もまちまちなのですが、念のため自らパスポートの再提出しておいた方が無難です。


長期滞在者の場合は、「タイに帰って来たらホテルにパスポートを再提出する」とだけ覚えておけば良いです。法律上、滞在先が報告義務を負っていますが、誰が報告しても問題はないので、会社の人事がやってくれているケースもあります。


コンドミニアムに滞在している長期滞在者は、パスポートの再提出が少し厄介です。ホテルやサービスアパートメントに長期滞在している人は、フロントのスタッフにパスポートを渡せば完了ですが、コンドミニアムや住宅地に長期滞在している人の場合、そこのオーナーさんが報告の義務を負っています。オーナーさんに連絡して、入国管理局のサイトで更新してもらうかパスポートコピーを直接提出しないとなりませんが、駐在員の場合で、会社の人事がやってくれるのであれば、スタッフに頼んでやってもらうのが一番簡単な方法です。


90日レポートを提出する必要がある長期滞在者は、次回から海外旅行や出張に行かれる際は、イミグレーションで90日レポートを提出する際の足止めを防ぐために少し気をつけてみてください。